血しぶきスプラッター25

GORE/SUPLATTER-25


死霊の罠(1988・日本)

送られてきた殺人ビデオ
テレビ局に1本のビデオテープが送られてくる。そのビデオには女性が惨殺されるシーンが映っていた。最初は特殊メイクによるいたずらと思っていたが、本当の殺人現場を映したものだということがわかってくる。その謎を追う女性テレビレポーター名美は、TV局の仲間たちと撮影現場へ行くが、そこで次々とメンバーが惨殺されてしまう・・・という話。本格和製スプラッターの幕開け的映画。当時全盛だった80年代イタリアンホラーテイスト満載の内容である。ダリオ・アルジェントやルチオ・フルチの映画のようなシーンとサウンドの連続である。特にルチオ・フルチの要素が強い。更にイタリアン特有の恐怖の間延びまである。88年度作品なので特殊メイクは限界を感じるが、今見ると斬新でありながら懐かしさを感じる。難点は100分の時間はちょっと長すぎる。
ストーリー性・・・・☆☆
スプラッター性・・・☆☆
エッチ度・・・・☆☆
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ファッション・ヘル(2010・日本)

入店したら生きて帰れないヘルス
草野球の試合の帰り、さんざん酒を飲んだ中津・宇野・土信田の3人は、中津の残り少ない独身生活の記念としてたまたま見つけたファッション・ヘルスに入店する。風俗経験がなかった中津は恋人の美沙に対して後ろめたい気持ちがあり帰ろうとするが、反対に宇野はセーラー服のノノコを、土信田は巫女の恰好をしたカオリを指名し、それぞれのプレイルームへ入るが・・・という話。昔あったアメリカの「地獄のモーテル/MOTEL HELL」をファッションヘルスにしたような題名。コメディエロスプラッターだが、ゴアは低め。エロの方はというと、昭和ポルノのような黒いボカシがかかったりと結構ふざけている。
ストーリー性・・・・☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・☆☆☆
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アーバン・エクスプローラー URBAN EXPLORER(2011・ドイツ)

ベルリン地下迷路の惨劇
ベルリンに集まったアメリカ出身のデニスを含む4人の若者。彼らの目的はベルリン地下にあるといわれる旧ドイツ軍のバンカーを捜し探検すること。現地ガイドの案内に従って、地下へ向った彼らは突然の事故でガイドを失ってしまう。しかも助けを求め2つに分かれてから互いを見失ってしまう。その時、デニスの前に1人の男が現れる。旧東ドイツの軍人だったという彼について行った所で目にしたものとは・・・という話。なにかファンタジー映画のような題名だが、内容はドイツ製のゴアムービー。期待せずに見たがこれがなかなかのいい展開。前半は何かが起こりそうなハラハラドキドキ。ガイトが転落してらはゴアムービー。ゴアだけに特化したドイツ製の仲では異色のいい映画。
ストーリー性・・・・☆☆☆☆
スプラッター性・・・☆☆☆
エッチ度・・・・
DMMで販売・・アーバン・エクスプローラー
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探偵物語(2007・日本)

三池崇史監督の探偵物語
同じ名前の探偵・風間雷太(中山一也)の隣に引っ越してきた事から、高島雷太(真木蔵人)は、この怪しい男に付きまとわれていた。そんなある夜、風間を訪ねてきた女が殺されてしまう事件が発生し、その後も第二、第三の殺人事件が続いていく。真相を追う二人の雷太の前に”悲劇の鬼才青山幽樹”の影が浮かび上がるのだが・・・という話。三池監督ということで過激な映画か?という期待はしないほうがいい。グロもあるが、コメディタッチで進むグロ謎解きミステリーのような仕上がり。いろんな役者達が登場し楽しい作品。
ストーリー性・・・・☆☆☆☆
スプラッター性・・・☆☆
エッチ度・・・・
DMMでレンタル・・探偵物語

GUZOO 神に見捨てられしもの(1986・日本)

鏡の中から出てくるもの
太古より神に見放され、現状の生物と、まったく異なった進化の形態を辿った生物。”GUZOO”は意識を持ちながら生物の進化の過程を無視し、その醜さと凶暴性ゆえに歴史の中に封じこまれていた。”GUZOO”は、次々と生物への寄生を繰り返し、下等生物から、ヒュ−マノイドの形態へと変化していく。…そして今、十億年の眠りから蘇ろうとしている・・・という話。避暑地の旅館で女の子達が不気味な生物に襲われる内容で、簡単に言えば低レベルの幼稚なスプラッター。見るに耐えられない内容ではないが、わずか40分が長く感じる1本!
ストーリー性・・・・☆☆
スプラッター性・・・☆☆
エッチ度・・・・