新感覚系24

SUSPENSE THRILLER24


フローズン FROZEN(2009・アメリカ)

極寒のスキー場での一夜
日の暮れたスキー場で最後の滑りを楽しもうと、ダン、ジョー、パーカーの若者3人が乗り込んだリフトが、突然山上への途中で停止してしまう。リフトの係員の勘違いで、運転をストップしたのだ。いくら大声で救助を求めても、大自然の真っただ中では誰にも悲鳴は届かない。スキー場の営業は1週間後。ゲレンデの照明が消え、猛烈な吹雪にさらされたとき、携帯電話も食料も持たない3人は、自分たちが最悪の状況に陥ってしまったことを思い知らされる・・・という話。この3人のみのスティエーションでどう展開させるのか?と思ったがその心配はなかった。よく出来た内容で見るものを飽きさせない!エンディングがひとひねりあるのかな?と思ったが意外とすんなり終わった・・・
ストーリー性・・・・☆☆☆☆
スプラッター性・・・☆☆☆
エッチ度・・・・・・
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歓びの毒牙 THE BIRD WITH THE CRYSTAL PLUMAGE (1969・イタリア/西ドイツ)

ダリオ・アルジェント監督のデビュー作
作家のサムが休養でイタリアに来たその日の夜、偶然通りに面した画廊で男女が激しく言い争っている姿を目撃してしまう。その女性はブロンドの美女ばかりを狙う連続殺人犯の4人目の犠牲者になるところだった。サムは止めに入り、彼女は無事だったのだが、その日から目撃したサムにも命の危険が…という話。ダリオ・アルジェント監督のデビュー作で、内容としてはユーロトラッシュそのものといった感じ。展開とBGMがよくマッチしてみるものを飽きさせない。そしてラストは私の読みがハズレ嬉しい誤算!
ストーリー性・・・・☆☆☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・・・☆
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パッセンジャーズ Passengers(2008・アメリカ)

驚愕のカウンセラー

飛行機事故で生き残った5人の乗客たちの心の傷を癒そうと、事故の真相を追究し始めるセラピストのクレア。しかし、事故に関する新事実を口にした乗客たちが次々と姿を消していく。さらに、クレアは航空会社の人間に尾行され、大事故の後だというのに不気味なほど落ち着きはらっている男性生存者には大胆に言い寄られる。自宅へ帰れば謎めいた隣人が現れ、生活に口をはさんでくる。真相を追えば追うほど深みに引き込まれ、錯綜する現実に自分を見失うクレア。これは偶然なのか仕組まれた罠なのか―?そして彼女だけが知らなかった驚愕の真実とは・・・という話!各サイトでは高評価を得ているが、私にとっては全く面白くなく、途中社会派ドラマか?人間ドラマか?との思いで見続けてあのラスト。このラストに持ってゆくために、こういう流れにしたのか〜。という1本!マニアにとっては、驚くようなラストではない!
ストーリー性・・・・☆
スプラッター性・・・
エッチ度・・・・・・☆

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ストレンジャーズ/戦慄の訪問者 THE STRANGERS(2008・アメリカ)

別荘での恐怖
友人の結婚式からの帰り、クリスティンはジェームズからのプロポーズを断ってしまい、気まずい雰囲気のまま二人はジェームズの別荘に戻った。そこへ深夜にもかかわらず少女が訪問し、まるで心当たりのない人物の名前を尋ねられる…という話。実話に基づいているとのこと!見えない敵を描いた作品でよくある内容。出るぞ出るぞパターンで後半までひっぱりまくり、やっと話が動き出したと思ったらオチもなくそのまま終了・・・・
ストーリー性・・・・☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・・・
DMMで販売・・ストレンジャーズ/戦慄の訪問者
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MW−ムウ−(2009・日本)

化学殺人兵器をめぐる攻防
16年前、ある島の住民全員が一夜にして消えた。その事実は日本政府によって隠蔽され、島に関するすべての記録は闇に葬られた。しかし、そこには神の悪戯によって生き延びた2人の少年がいた。やがて2人の片方は神父へ、もう片方は美しきモンスターへと成長した‐。賀来(がらい)裕太郎は神父となって、迷える人々を救済する日々を送っていた。少年時代の凄惨な経験と向き合い、克服しようともがきながら。一方、結城美智雄は、島を滅ぼした事件の謎を追い続け、背後に蠢く巨悪と対峙するため、闇へと堕ちた‐。エリート外資銀行員は表の顔。その天才的頭脳と類まれなる美貌、危うい魅力で、自らの運命を狂わせた惨劇の報復を重ねていく。結城の凶行を阻止しようとする賀来。しかし、島に関する真実を追う新聞記者によって記された「MW」という記号にたどり着いたとき、結城の最後にして最大の吹く襲撃の幕が切って落とされる・・・という話。手塚治の漫画大作を有名俳優で固めた映画化だが、配役の問題か?展開なのか?全体にいまひとつである。オープニングの誘拐事件の攻防が長すぎ、その後のダラダラで疲れ、ラストは・・・・
ストーリー性・・・・☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・・
DMMで販売・・MW‐ムウ‐
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ブラッド・セル 血塗られた携帯電話 Blood Cell(2008・アメリカ)

携帯電話が命の綱
午前3時30分、ジュリアは携帯電話の呼び出し音で目覚める。届いたビデオメールに映し出されたのは、痛々しく唇を切り、死を覚悟したかのような怯え顔のスーザン。だが彼女が携帯電話の電源を切らないよう言い残すと、画面に突然不気味な男が現れる・・・・という話。まず全くもってダメ。素人が撮影したような作品で、ストーリーも展開もダルいだけ。なによりも友人が「助けてくれ!」という電話の声、更に男が「指示通りにしないと殺す!」などという言葉に友人二人が命がけで救出に向かうというストーリーが不自然?見る価値はないが、クズマニアは見るべし?
ストーリー性・・・・☆
スプラッター性・・・
エッチ度・・・・