新感覚系22

SUSPENSE THRILLER22


血のエイプリルフール APRIL FOOL'S DAY(2008・アメリカ)

騙し騙され・・・
大富豪の令嬢デジレと弟のブレインは,毎年4月1日のエイプリルフールに友人たちを招いてパーティーを開いていた。しかしある年,二人が仕組んだ悪戯が原因で友人たちの1人がバルコニーから転落死する事件が起こる。その1年後、再びパーティーに参加した7人の男女が次々と殺されていき……という話。あらすじを見るとスラッシャータイプか?と思われるが、実際は騙しあいのサスペンス物。途中からオチは読めるが、読んだとおりのオチで終わる。いわゆるよくあるパターンの映画。
ストーリー性・・・・☆☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・・・☆
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クローン IMPOSTOR(2001・アメリカ)

クローン人間と疑われた男
西暦2079年。地球は異星人との戦争状態にあり、青い空と豊かな大地の大半を失った人類はドーム都市での生活を強いられていた。天才科学者スペンサーはその夜、軍の極秘プロジェクトの議長との会談を控えていた。だが、スペンサーはオフィスへ向かう途中で保安局のハサウェイ少佐に逮捕されてしまう。しかも理由は、本物のスペンサーはすでに殺されていて、今いるスペンサーは異星人によって造られたクローンであり、体内には爆弾が仕掛けられ標的に近づくと爆発するからだ、というもの。このままでは処刑されてしまうと考えたスペンサーは一瞬のスキをついて脱出、自分が本物のスペンサーであることを証明するため執拗な追跡をかいくぐりながらある場所を目指すのだった・・・という話。ブレードランナーの作家が書いた小説の映画化だけに、ちょっと似た雰囲気があるが、ストーリーもよく、テンポよく話が進み面白い1本。ラストは想定していたが、更にそれを見事にひっくり返されてしまった。見て損はない!
ストーリー性・・・・☆☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・・・
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悪魔を憐れむ歌 FALLEN(1998・アメリカ)

悪霊に乗り移られた連続殺人
殺人課の刑事ジョン・ホブズは、自らが逮捕した凶悪な連続殺人犯の死刑に立ち会う。すべてがそれで決着したはずだった…。しかし、同じ手口の殺人事件が起こった時、ホブズは、死刑が本当の悪夢のプロローグに過ぎなかったことを実感する。次々と起こる殺人、浮かび上がる、謎・謎・謎…。ホブズはついに、人知を超えた存在との全面対決を決意する・・・という話。全体に淡々と進むストーリーで盛り上がりに欠け、途中から124分という時間が長く長く感じる作品。そしてよくわからなくなってくる・・・・・
ストーリー性・・・・☆☆
スプラッター性・・・
エッチ度・・・・・・
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隣人13号(2004・日本)

もうひとつの人格を持った男
村崎十三は、小学校でクラスメートの赤井トールにいじめられた記憶を、10年たった今も引きずっている。ある日、十三は古びたアパートの13号室に引っ越す。同じ日にその真上の23号室に引っ越してきたのは、暴走族を引退し、今では妻子持ちの赤井だった。さらに十三は、赤井の勤める建築会社にもぐりこむ。十三は、自らを「13号」と呼ぶ凶悪な別人格に導かれるまま、復讐のため赤井に近づいたのだ。だがやがて、十三は「13号」を抑えきれなくなり・・・という話。いじめに対するリベンジであるが、よくできている面白い1本である。個人的に欲をいえば、元暴走族の赤井の現在の地位と性格をもっと荒くし、ラストの復讐を過激にすれば文句なしと思う?
ストーリー性・・・・☆☆☆☆
スプラッター性・・・☆☆☆
エッチ度・・・・・・☆
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陰獣(2008・フランス/日本)

江戸川乱歩が1928年に発表した小説「陰獣」を外国人監督が映画化
日本の作家:大江春泥を敬愛してやまないフランスの犯罪小説家アレックス(ブノワ・マジメル)は、大江の作品を非常に意識した新作を発表し、日本にプロモーションにやってくる。もちろん大江にもできれば会いたいという思いを抱え来日するが、この大江という作家、世界的に有名であるのに、誰一人として姿を見たものはいないという。京都でプロモーションを続けるアレックスは、ある日、出版会社の接待で御茶屋へ行くことになる。そこで流暢なフランス語を話す美しい芸妓に出会う。彼女との出会いがアレックスの運命を大きく変えていくことになるが…という話。フランス人から見た異国情緒たっぷりの日本が映し出されている。内容としては、見えない男(大江)に翻弄されるフランス人作家を描いているが、オチは想像通りであった・・・
ストーリー性・・・・☆☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・・・☆☆
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8mm 8MM(1999・アメリカ)

スナッフフィルムの謎
私立探偵のトム・ウェルズが、富豪の夫人に見せられた1本の8mmフィルム。夫の遺品に含まれていたというそのフィルムには、ショッキングな少女の殺害シーンが映っていた。この映像の真偽を確かめて欲しいと依頼されたウェルズは、少女の足跡を追ううちに、性のアンダーワールドへと導かれていく。そこで彼が目にしたのは、究極の悦楽に身を投じる人々の、恐るべき欲望が作り出した悪夢のような世界だった…という話。同じアメリカでありながら裏社会が異国情緒たっぷりに描かれている。ニコラス・ケイジの魅力をたっぷりと引き出しているいい作品!
ストーリー性・・・・☆☆☆☆
スプラッター性・・・☆☆
エッチ度・・・・・・☆
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