古典スタイル53


スガラムルディの魔女 Witching & Bitching(2013・スペイン)

魔女の村に迷い込んだ強盗たち
白昼のマドリード中心地でド派手な銃撃戦が発生した。イエス・キリスト、兵士、透明人間、スポンジ・ボブ、ミニーマウスのコスプレ大道芸人に成りすました5人組の即席ギャング団が、 宝飾品買い取り店を襲撃して2万5000個の金の指輪を強奪したのだ。リーダーは失業による結婚生活の破綻でヤケになり、キリストに変装したホセ。 幼い息子のセルジオ、兵士に扮した若い男アントニオとともに偶然通りかかったタクシーに乗り込んだホセは、からくも逃走に成功する。 ところが執拗に追跡してくるパトカーを巻く際に道に迷ってしまい、森の中にぽつんと建つバーに立ち寄ることに。 年老いた白髪の女主人に道を尋ねたタクシー運転手マヌエルは、スガラムルディという地名を耳にしてゾクリと背筋が凍りつく。 それは古くから魔女伝説の言い伝えのある村だった! バーを後にした一行は、おそるおそるスガラムルディの村の中心部を通過するが、 バーの女主人の娘と称するグラシーという中年女に出くわし、彼女を自宅に送り届けてやることに。その廃墟のような洋館はあまりにも巨大かつ不気味で、グラシーの娘エバは、 人間離れした色気をまきちらす美女だった。そして、そこでホセらを待ち受けていたのは、ついに邪悪な本性を露わにした母子三代の魔女の恐るべき“おもてなし"だった・・・という話。魔女達とバトルを行うハチャメチャコメディホラー。ワイヤーアクションをふんだんに使い、化け物のような無敵の魔女が描かれている。ひとつ気になるのは男がいない。子孫繁栄はどうするのか?
ストーリー性・・・・☆☆☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・・ ☆
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悪霊の餌食 damned by dawn(2009・オーストラリア)

死の妖精
一年半ぶりに祖母と父親と妹が住む森の中の一軒家にやって来たクレアとその旦那のポール。クレアが何故、その家に久しぶりにやって来たかというと、その数日前に、祖母からある壺が送られて来たからであり、その壺が何か知りたかったからだ。しかし祖母の具合は悪く、寝たきりの状態になっており、壺のことは知ることができなかった──。その夜、祖母はクレアに向かって「もう私には死期が近づいている。だから彼女がやって来るの。」と謎めいた言葉を告げる。一方その頃、旦那のポールは、車での買い物帰りの途中、白い服を着た薄気味悪い女性に出くわしていた・・・という話。正統派の死霊映画にゾンビ映画を取り入れたような作品。色気は無いが巨乳が目に付くヒロインは監督の好みだろうか?死の妖精がテーマだが、この妖精の赤目の姉ちゃんの叫び声が非常にうるさく感じるのは私だけだろうか?とにかく叫びまくりラスト近くは早送りしてしまった。映画としてはそこそこイケるのだが、今ひとつ面白さが無い!
ストーリー性・・・・☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・・
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