古典スタイル52


猿の復讐 ISLAND OF THE APES(2009・アメリカ)

進化した類人猿の島
友人らと共に豪華クルーズを満喫していたピーターの船が座礁した。海に投げ出された彼らは、やがて地図にも存在しない、謎の孤島に流れ着く。だが、翌朝目を覚ますと、そこにはピーターの姿がなく、ただ引きずられた大量の血痕だけが、森の中へと続いている。実はこの島は、長く人類が足を踏み入れることのなかった聖域で、この地で独自の進化を遂げた獰猛な類人猿たちが支配する、“猿の島”だったのだ!人知を超えたスピードで動き回り、次々に頭上から舞い降りる巨大猿。腹を空かせたヤツらは一斉に人間たちに襲いかかる。果たして、生きてこの島を脱出することなどできるのだろうか。絶望にくれる仲間たちをよそに、ピーターの恋人である美女リズは、たった一人でこの怪物に立ち向かうことを決意するのだった・・・という話。プレデターのような、インディージョーンズのような・・・など有名映画を真似たシーンが出てきて、結構面白そうな感じで進んでゆくのだが、そのまま終わってしまった。進化しているようで余り進化していない類人猿。猿の惑星の亜流かといえばそうではない。面白そうで面白くない1本だ!
ストーリー性・・・・☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・・
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バイロケーション(2013・日本)

もう一人の自分
ある日、スーパーでニセ札の使用容疑をかけられた忍(水川あさみ)。 10分前の防犯カメラには、いるはずのない自分が映し出されていた。 連行された忍は、刑事の加納から想像を絶する真実を聞かされる。"バイロケーション"。 それは、自分と同じ容姿でありながら全く別の人格を持つ、もう一人の自分。 通称バイロケと呼ばれるその人物は、本物(=オリジナル)よりも凶暴な性格を持ち、必ず自分を殺しに来るのだと。 バイロケに悩む者たちが集うバイロケーションの会へと連れてこられた忍は、大学生の御手洗巧、謎めいた少年・加賀美榮、 主婦の門倉真由美、そして会の主催者・飯塚らと出会う・・・という話。もう一人の自分というオカルト的な話だが、後半の内容は謎解きミステリー風になる。ラスト近くの内容を理解するには、前半をよく見ておかなければならない。久しぶりの日本映画で面白い作品に出会った感じだ!
ストーリー性・・・・☆☆☆☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・・
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女優霊(1996・日本)

後に名作「リング」を撮るコンビの作品
監督デビュー作の撮影中、ラッシュフィルムに一本の未現像フィルムが混じっていた。その中に謎の女が映っていたが、どうやらそのフィルムは昔、製作中止になった作品のものらしい。 しかし、そのフィルムを見てしまった時から次々と撮影現場に奇怪な出来事が起こり始め、ついには死人まで出てしまう。果たして、謎の女は誰なのか? 過去の女優のたたりなのか?映画の完成間近、次は何が…という話。リングの数年前の撮られた作品。この映画の反省をもとに「リング」が創られたようだが、充分怖くよくできている。リングにつながる描写等も随所にでてくるので、そういう意味では面白い。ジャパニーズ・ホラーのさきがけだけにマニア必見の一本!
ストーリー性・・・・☆☆☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・・
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カルト(2012・日本)

心霊番組レポーター達が遭遇したもの
凶悪な怨霊VS.最強の霊能力者! そのバトルの結末は! ?人気タレントのあびる優、岩佐真悠子、入来茉里の三人は、ある母娘の除霊番組のレポーターを務めることになる。だがそこには想像を超える恐ろしい霊が巣食っていた。除霊に訪れた霊能者たちは次々と倒れるが、娘の美保に憑いた霊は取り除くことができない。遂に最強の霊能者NEOがこの除霊に臨む! 一体この家を恨む真の呪詛者は誰なのか?霊との戦いでNEOは勝利することができるのか?・・・という話。話ほぼフェイクドキュメントの展開。ところが中で繰り広げられる内容はコテコテのオカルト物。今では流行らないカメラブレがちょっとツラいが、よくできた内容だ。このパターンの作品はハズレが多いがこれはまずまず!
ストーリー性・・・・☆☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・・
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ホラー・ストーリーズ HORROR STORIES(2015・韓国)

韓国のショートストーリーオムニバス
「死にたくなければ俺を怖がらせろ」と言う殺人鬼を前にして、女子高生が生き残りを懸けて怖い話を披露する。「太陽と月」幼い姉弟は母親より先に塾から帰宅。そこに宅配便を装った謎の男が訪ねてくる。/「恐怖のフライト」連続女性殺人鬼がソウルでの裁判のため、臨時便の航空機に乗せられるが、離陸後に刑事たちを殺す。/「秘密のレシピ」ある女性が裕福な実業家と結婚することになるが、実業家は5回も離婚していた。/「救急車」町で次々とゾンビが増殖。救急車に乗せられた少女にも、ゾンビにかまれたのではないかという疑いが・・・という4つの話。一番面白かったのが「秘密のレシピ」。どの話も尻切れトンボで結末が見えない。そして監禁した凶悪犯と女子高生の本編も尻切れトンボで結末が見えない。全体に怖い話というよりはグロい話がメインになっている。そこそこイケる一本!
ストーリー性・・・・☆☆☆
スプラッター性・・・☆☆
エッチ度・・・・・
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ルーム205 205 − ZIMMER DER ANGST(2011・ドイツ)

ドイツ版リング?
大学生になったカトリン(ジェニファー・ウルリッヒ)は新生活を始めるため学生寮に引っ越した。 しかし、彼女が入居した205号室はいわくつきの部屋だった。 以前この部屋に住んでいたアニカ(ユリア・ディーツェ)が失踪したのだ。 夜、カトリンがベッドに横になっているとパソコンが突然暴走し、アニカのビデオ日記が流れる。 その日から彼女の周囲の人間が謎の死を遂げ始めるのだった…という話。よくあるパターンの内容。後半まで本当によくあるパターン。ラスト近くなり真相を解明する場面になると・・・こりゃリングだ?そして真相は精神病?そこそこ面白かったのだが何か中途半端!
ストーリー性・・・・☆☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・・☆☆
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