古典スタイル51

パラサイト・イブ（1996・日本）

亡き妻を培養する夫
生物学者の永島（三上博史）は人間の細胞の中にあるミトコンドリアの研究をしていたが、そんな折、妻の聖美（葉月里緒菜）が交通事故で脳死状態に。悲しみのあまり狂気の域に陥った永島は、聖美の肝臓を譲り受け、その細胞に“Eve1”と名づけて培養実験を開始するのだが・・・という話。最愛の妻を失った夫が、妻を蘇らす内容で、見ていると「ゾンバイオ・死霊のしたたり」のようでもある。そしてラスト近くからは「スペースバンパイア」的でもある。そんな感じのした映画！ ストーリー性・・・・☆☆☆ スプラッター性・・・☆ エッチ度・・・・・☆

ミーシャ・バートン　処刑病棟 I WILL FOLLOW YOU INTO THE DARK(2012・アメリカ）

妖女伝説セイレーンXXX〜魔性の悦楽〜（2010・日本）

精気を吸い取る女〜理髪店編〜
理髪店を経営する石川健次には、最近結婚した若い妻がいた。無口で謎めいた瞳、艶かしい雰囲気の妻と二人で営む理髪店に、客はほとんど入って来ない。そんなある晩、妻の微かな歌声に誘われるように、一人の若い男の客が入ってきて・・・という話。SEXシーン満載のほぼソフトポルノ！とはいってもストーリーができているので面白無くはない！かといって見所は裸のみ！ ストーリー性・・・・☆☆ スプラッター性・・・ エッチ度・・・・・☆☆☆
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怪談昇り竜（1970・日本）

ほぼ任侠映画
関東立花一家二代目明美は出入りの最中、剛田組組長の妹・藍子の目を斬り盲目にしてしまう。その時、噴出した血をペロペロ舐める黒猫の姿があった。刑期を終えて出所した明美は黒猫に呪われてしまっていた。刑務所仲間たちが明美の元へ結集する。結束の証に全員の背中が揃って一続きの「昇り龍」となる刺青を彫る。そんなある日、明美の縄張りを狙っている土橋組組長のところへ盲目の女剣客、藍子が迎えられる。明美の子分が酒の席で突然、猫の顔になって暴れ出し、別の子分は惨殺されて背中の龍の彫り物の生皮一枚はがされた無残な姿となっていた。「次は竜の腹だ!」というメッセージがあり、「竜」の刻印を狙う呪いと復讐の時が明美に迫り来。黒猫の呪いに導かれて、「盲目の女剣士」対「昇り竜」宿命の対決が始まる・・・という話。ほとんど任侠物語だが、一部変態じみた異様な映像も混じる。怪談話はあるといえばあるし、ないといえばないような感じ。任侠の話のほうが面白く途中から、怪談話は必要ないような作品！ ストーリー性・・・・☆☆☆ スプラッター性・・・☆ エッチ度・・・・・☆
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白い肌に狂う鞭　La Frusta E Il Corpo（1963・フランス/イタリア）

マリオ・ハーヴァの古典作品
海辺の屋敷で豪華な生活を送る一族の下に、放蕩息子のクルトが帰還する。だが数日後に彼は何者かによって殺害され、以来義妹・ネヴェンカは彼の霊に苦しめられるようになり・・・という話。邦題を見るとエロ映画のようだが、全くエロくない。 クリストファー・リーも出演しているように、ヨーロッパのコテコテのゴシックホラー。現在のホラーと比較すべくものでもないが、確実に物足りない。なにか抽象的で、それがいいといえばそれまでだが・・・という作品！ ストーリー性・・・・☆☆ スプラッター性・・・ エッチ度・・・・・

トイレの花子さん新劇場版（2013・日本）

復活！トイレの花子さん
家庭の事情で、都会から母親の実家である田舎に引っ越してきた長澤さよ。佐伯真帆という心優しい少女と仲良くなるが、真帆は木下恵子らクラスのいじめられっ子だった。しかし、真帆は幽霊が出ると噂される学校の女子トイレで謎の死を遂げ・・・という話。定番のトイレの花子さんに、スラッシャーをプラスしたような内容。和製ホラーだけあって、一人で見ると正直怖い。面白い映画に仕上がっているが、謎の解明・・・つまり何故？があまり解明されない状態で終わってしまう。色々想定しながら見てラストが・・あれ終わりか？という感じ。 ストーリー性・・・・☆☆☆ スプラッター性・・・☆ エッチ度・・・・・
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