古典スタイル46


チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(リメイク) A Chinese Ghost Story 2011(2011・香港)

1987年の作品のリメイク
自らの道を極めるべく旅を続ける青年は、その途中、古ぼけた寺で夜を過ごしていると一人の妖艶な美女と出会い瞬く間に恋に落ちる。が、その背後には彼女を利用して人間を襲う妖怪の一味が控えており・・・・というオリジナルそのままの話。1987年の作品も実は1959年だったかのリメイクなので2度目のリメイク。前回よりもパワーアップしたワイアーアクションとCGが駆使されている。この効果が強すぎて肝心のストーリーがボケできているような気もする・・・
ストーリー性・・・・☆☆☆
スプラッター性・・・
エッチ度・・・・・・

デビルズ・ロック ナチス極秘実験 THE DEVIL'S ROCK(2011・ニュージーランド)

ナチス実験島の化け物
1944年、ノルマンディー上陸作戦前夜。フォラウ島の軍事施設を破壊する任務を命じられていた連合軍のベンとジョーは、潜入した施設の地下で無残なドイツ兵の死体の山を目にする。そこにナチス親衛隊が現れジョーは射殺、逃れたベンは女性の叫び声が聞こえる部屋に入り込む。そこでベンの前に現れたのは、空襲で死んだはずの妻だった・・・という話。死体ゴロゴロのグロ度はいい。登場人物5人で実質3人。パッケージから見るとナチスの女囚ばりだが、そんなシーンはない。さすがアルバトロスという作品。
ストーリー性・・・・☆☆
スプラッター性・・・☆☆☆
エッチ度・・・・・・☆
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ブラックファイア DEADLY SWARM(2003・アメリカ)

スズメバチパニック
ある組織の陰謀よりメキシコ奥地に生息する“ブラックファイア”と呼ばれる巨大なスズメバチが人々を襲う・・・という話。話のパターンはジョーズタイプ。スズメバチの襲来の危険を語り祭りの中止を要請する学者と祭りを開催したい市長!ちょっと幼稚なところも垣間見えるが普通のアドベンチャーパニック。
ストーリー性・・・・☆☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・・・
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ビザンチウム BYZANTIUM(2012・イギリス/アイルランド)

歳をとらない吸血親子物語
海辺の寂れた保養地に現われた謎めいた美女ふたり。儚げな16歳の少女エレノアと8歳年上の妖艶なクララ。クララは街で出会った青年を言葉巧みに丸め込み、彼が所有するゲストハウスに身を寄せると、いつの間にか女たちを集めて娼館を開いてしまう。一方、ひとり静かに過ごすエレノアは、難病で余命わずかの若者フランクと出会い、恋に落ちる。しかしクララとエレノアには、決して誰にも明かせない秘密があった。ふたりは人の生き血を吸い、永遠の命を生きるヴァンパイアの母娘だったのだ。やがて愛するフランクには本当のことを打ち明けたいと苦悩するエレノアだったが…という話。ホラー映画のつもりで見ると面白くない。ちょっとグロい人間ドラマといったほうがいい。「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の監督作品だけに、ちょっと内容が似ている・・・
ストーリー性・・・・☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・・・☆

ディラン・ドッグ デッド・オブ・ナイト DYLAN DOG: DEAD OF NIGHT(2010・アメリカ)

化け物の共存する街
闇の世界と通じる唯一の人間…仕事は“脈"がなくても引き受ける 私立探偵ディラン・ドッグ ニューオーリンズの一軒家。エリザベスが食事の準備をしていると、天井から鮮血が滴り落ちてくる…。2階に駆け上がり、彼女が目にしたのは惨殺された父親の死体だった。 事件解明のため、彼女が頼った先は、私立探偵ディラン・ドッグ 。ある事件をきっかけに闇の世界から引退していた彼は一度はこの依頼を断るが、親友マーカスが殺されゾンビとなった事で、調査に乗り出す。 行く手に立ちはだかるのは、ヴァンパイア、ゾンビ、狼人間…死後も活動する超自然的な存在“アンデッド"たち。 事件の鍵となる、恐ろしく邪悪な力を持つ美術品をめぐって戦いが始まる・・・・という話。題名から想像するとゾンビ映画か?と思われるが全く違う。吸血鬼、狼男、ゾンビ、人間が共存する社会の物語。これといった盛り上がりもなく、ダラダラ会話が多く全体に今ひとつ・・・
ストーリー性・・・・☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・・・
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クロユリ団地(2013年・日本)

ミノルにかかわってはいけない
老朽化したクロユリ団地へと移り住んできた明日香(前田敦子)は、隣室から聞こえる何かを引っかくような音にへきえきしていた。ある日、鳴りやまない目覚まし時計の音を発端に、隣室で亡くなっている老人を見つけてしまう。それを機に周囲で頻発する怪現象に対する恐怖、老人を救えなかったという罪悪感から、精神的疲労を募らせていく明日香。老人が何かを伝えようとして音を立てていたのではないかと思った彼女は、遺品整理で隣室を訪れる特殊清掃員・笹原(成宮寛貴)とその真意を探ろうとするが・・・という映画。「牡丹灯篭」や「耳なし芳一」的パターンの作品。前半は謎ときタッチで淡々と進み、後半からは一気に内容が変わる。ヒロインを前田敦子が演じているので話題になったが、よくできている1本!
ストーリー性・・・・☆☆☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・・・
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