マニアックな番外編12


燃えよドラゴン Enter the Dragon(1973・香港/アメリカ)

カンフー映画を世界に知らしめた名作
3年ごとに武術トーナメントが開かれる香港の小島。そこは、かつて少林寺の修道僧であった麻薬密売組織の支配者ハンが麻薬と暴力で君臨していた。一方、少林寺で修行を続ける若者リーは、ハンの部下に殺された妹の復讐のため、そして麻薬密売の内情を暴くため、ひとり悪の要塞島に乗り込む・・・という話。香港でヒットしていたカンフー映画をハリウッドの大手ワーナー・ブラザーズと香港のゴールデン・ハーベストがタッグを組み、世界に送り出した大ヒット作。元々の主役はジョン・サクソンだったらしいが、ブルース・リーを前面に押し出し、今までに誰もが見たことの無いアクションシーンを表現した。そしてラロ・シフリンの軽快なBGMが更に作品に色をつけた。この映画の影響は非常に大きく歴史を塗り替えた作品といっても過言ではない!
ストーリー性・・・・☆☆☆☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・☆
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アフターショック AFTER SHOCK(2012・アメリカ/チリ)

最悪のチリ旅行
運の悪いアメリカ人観光客のグリンゴ(イーライ・ロス)、彼のチリ人の友人アリエル(アリエル・レヴィ)とポロ(ニコラス・マルチネス)。 彼らにとって、今回のチリ旅行は最高だった-かわいい女の子がいないことを除けば-! グリンゴは、美女さえいれば“友人達は満足してくれるはずだ"と考え、ロシア人モデルのイリーナ、パーティー番長のカイリー、カイリーの真面目な妹モニカの3人の美女をナンパし、うまい具合に一緒にバルパライソの街を観光することに。 6人の男女は、ダンスクラブに繰り出すのだが、その時、巨大地震が街を襲う! 至福の時間だったはずが一転、死と破壊の地獄絵図と化す。 不運なグリンゴ達一行は、街で暴れる略奪者や、脱獄した囚人達、余震の恐怖から、命を守るために逃げなければならない・・・・という話。地震津波パニックか?と思いきや、刑務所から逃げ出した囚人からのサバイバルに転じる。ホステルと同じ監督だけに異国情緒たっぷり。しかし内容は次々仲間が死に、殺されてゆく。結構グロく、過激に面白い1本!結局誰が主役?
ストーリー性・・・・☆☆☆☆☆
スプラッター性・・・☆☆
エッチ度・・・・☆
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犬、走る DOG RACE(1998・日本)

歌舞伎町のワル達
新宿警察署生活安全課の刑事・中山は在日コリアンの情報屋・秀吉と繋がり、男に警察情報を流し金を貰っていながらも、犯罪を追い続けるという奇妙な男。中山には上海美女・桃花という女がいる。が、桃花は一方で韓国人ヤクザの組長の愛人でもあった・・・という話。歌舞伎町を舞台にした在日外国人達の実態とそれを取り締まる不良刑事のからみの展開。エロシーンもボカシ入りの結構ハード。バイオレンスのほうはというと、これが逆におとなしい。岸谷五郎がハマリ役といえる不良刑事を演じているのが印象に残る。そんな元気の出る1本!
ストーリー性・・・・☆☆☆
スプラッター性・・・
エッチ度・・・・☆☆☆
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松ケ根乱射事件(2006・日本)

田舎町・松ケ根の日常
事件など何も起こりそうもない田舎町・松ケ根。ここで警察官をしている光太郎は退屈なこの町にウンザリ気味。が、ある日ひき逃げ事件が発生し、それをキッカケに金塊騒動やゆすり、床屋の娘の妊娠など、平穏な町に不穏な波風が立ち始める・・・という話。タイトルにあるような殺人事件モノではない。双子の兄弟を中心にした田舎町の日常を赤裸々に描いている。倒れて死んでいると思われる女性にいたずらする子供、夜ライトを照らしてあそこを見せてもらう爺さん、娘に売春をさせる女など、日常の裏の部分をリアルに表現している。なんといっても川越美和さんのヘアか?
トーリー性・・・・☆☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・☆☆☆
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