あぶない系7

CULT7


盲獣(1969・日本)

盲目の変態芸術家
美しい肢体を持つモデルの女と、彼女の肉体に魅せられた盲目の彫刻家とその母が密室で繰り広げる禁断の倒錯愛を描く。江戸川乱歩のマゾヒズム小説を、増村監督が極限までえぐり映し出した異色作・・・という話。登場人物は3人のみ。船越英二の盲目の変態的なな芸術家と、緑魔子の荒廃的なエロス、千石規子の子に対する異常な愛情が、絡みながら異様な世界を描いている。当時は成人映画として公開されていたようだ
ストーリー性・・・・☆☆☆
スプラッター性・・・
エッチ度・・・・・・・☆☆☆
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TEETH(2007・アメリカ)

ヴァギナデンタタ伝説
ヴァギナデンタタといわれる、歯の生えた性器を持つ少女のお話!性に目覚め、SEX中に相手の性器を噛み切ってしまったことにより、自分の体に悩みながら成長してゆく姿を描いている。あらすじを見ると、派手なコメディスプラッターのような感じだが、これが真面目な恋愛物語で、それなのに、派手なSEX描写や、グロい描写がある。なんというか?考えさせられる1本!
ストーリー性・・・・☆☆☆☆
スプラッター性・・・☆☆☆
エッチ度・・・・・・・☆☆☆

伝染歌(2007年・日本)

歌えば死ぬ!
昼下がりの学校、女子高生の香奈が突然自殺した。偶然その場に居合わせたあんずは、香奈が死の直前に不気味な歌を口ずさんでいたのを聞く。一方、三流風俗誌の編集者・陸は、歌うと死んでしまう“伝染歌”の噂を耳にし、記事にすべく調査を開始。香奈の告別式であんずや香奈の親友・朱里たちに接触した陸は、早速伝染歌について取材を行う。しかしあんずはそれをすげなく断ると、独自に香奈の死の真相を調べ始めた…という話。映画自体ははっきりいってあまり面白くない。「リング」をパクったようでもある。しかしこの映画は実際にヨーロッパで存在した自殺ソング「暗い日曜日」を題材にしている。聞いた人が自殺するという曲で、実際の因果関係は証明できないが、この曲がきっかけで自殺したという人は多い。このことを頭に入れてから見るとまた違って見える。
ストーリー性・・・・☆☆☆
スプラッター性・・・
エッチ度・・・・・・・
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DEADGIRL(2008・アメリカ)

禁断のグローイングアップ
平凡な高校生活を送る二人の学生が廃墟となった精神病院に潜入。窓を割ったり、机椅子を投げたり普段のうっぷんをはらすように暴れる。そして凶暴な犬に追いかけられ逃げ込んだ部屋で若い綺麗な女の死体を発見する・・・という話。死体のはずの女がゾンビ化して生きているが、体は縛り付けられている。女をSEXの道具とする一人と逃がそうとする一人。まさに思春期の発想をそのまま映画にしたような作品。R18の指定を受けたように、ちょっと綺麗なゾンビ女をSEXの対象に群がる若者達。ホラーグローイングアップという予告編さながら死姦をテーマにしたような歪んだ内容。しかしながらオチは完全に読めた。どうせならもっと病的なオチでもよかった。さてこの内容で国内上映、リリースはあるのか?
ストーリー性・・・・☆☆☆☆
スプラッター性・・・☆☆
エッチ度・・・・・・・☆☆☆

アンダルシアの犬 Un chien andalou(1929・フランス)

カルト無声映画
冒頭、理髪店で女性の目をカミソリで真っ二つに切り裂く。その後、女装した男が交通事故に遭い、それを虚ろな眼で見る女。脇の毛を奪う男。蟻の這い回る手等、あまりにも過激でシュールな映像表現が続く・・・・という話。1929年当時ではこの映像は相当残虐に映っただろう。今見ても、モノクロの無声映画のため、かなり強い衝撃を受ける作品である。ただ15分と非常に短い!
ストーリー性・・・・☆☆☆
スプラッター性・・・☆☆
エッチ度・・・・・・・☆
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チルドレン・オブ・ザ・コーン HORROR KID(1984・アメリカ)

とうもろこし畑の少年少女殺戮教団
青年医師バートは、赴任地へ恋人とともに向かう途中、奇妙な町に遭遇した。そこでは大人の姿が全く見られず、わずかに子供たちのグループがいるだけだった。そして、トウモロコシ畑の真ん中で行なわれた子供たちの儀式によって、バートの恋人が生け贄に捕われてしまう……という話。スティーヴン・キング『とうもろこし畑の子供たち』の映画化である。子供たちを殺戮集団に仕立て上げた不条理な作品。内容的にはあの「チャイルド)にオカルトをプラスしたようなもので、冒頭の子供たちにによる虐殺が印象的。
ストーリー性・・・・☆☆☆☆
スプラッター性・・・☆
エッチ度・・・・・・・
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